通信制高校の内実[校風や友人について]
通信制高校には公立と私立があります(自分は公立です。)が、
校風というのはあまり変わりない印象で、
たいてい服装自由、持ち物も携帯、お菓子程度ならもちろんOK、
ゲーム機やカードゲームを持っていって休み時間中に遊んでも構いません。
通信制と聞くと、つい風紀が乱れている学校を想像する方もいるでしょうが、
自分の通っている学校は平和そのものです。
喧嘩どころか陰口もほとんど聞いたことがなく、
誰がナニをしていても気にしない風潮です。
自分はよく校庭の階段に座り込んで音楽を聞いていますが、
自分のほうを見てくる人は誰一人いません。
すなわち、大抵の人は他人には無関心というわけです。
構われるのが嫌という方にはかなりいい環境だとは思います。
逆に言うと、話しかけるなり授業内容などを聞いたりして、
人に関わっていかないと友達をつくるのはけっこう難しいです。
自分は1年間ニートしていて、
人に話してもどうにもどもってしまうような状況でしたが、
幸い話しかけてくれた人がいて、その人とご飯を食べたりしています。
ちなみに、人の事情をズカズカと聞いてくる人は殆どいないと思います。
自分は結構人に話すときは慎重になるタイプなのですが、
必要最低限のマナーさえあれば人間関係づくりに問題はないと思います。
また、意外と男女で仲良くしている人も居たりします。
特に見栄を張る必要のない環境なので、
気張らなくても仲良くなれば彼氏/彼女ができるかもしれません。
自分にはいません。
通信制高校の内実[スクーリング・レポートについて]
今回は通信制高校ってどういうもんなんだってのを書いてみます。
通信制高校ってのは、いろいろ種類がありますが
自分が通っているところは月に2,3回、休日の日に通うという形式の
『基本4年制』かつ『単位制』の学校です。大学の簡易版みたいなものです。
スクーリングとレポートをこなすことによってテストを受ける権利が得られ、
テストに合格すれば単位取得というものです。
まずスクーリングですが、普通の授業と変わりません。
おそらく授業レベルは1年生では中学生の復習から入ります。
たとえば数学ならマイナスの計算から入りますよという感じ。
全体的にあまり難しくはないです。
また、自分が単位ととりたい科目でも複数の先生がやっている、という科目もあるので
特定の先生の授業が受けたい場合はそっちにいくことも可能です。
次にレポート・・これはスクーリングの復習です。
スクーリングにさぼらず出ていれば簡単です。
ぼくは昔ニート期間もあって怠け癖がついているのですが、
一応ちゃんと合格していっています。その程度の量ということです。
テストは非常にカンタン。根づめなくても最低限の点数をとることは可能です。
そりゃあ何もしなければ点はとれませんが、
レポートをゆっくり復習しておくだけでも勝算は高いです。
自分の通っている学校では、多くの選択科目を取得していけば、
3年で卒業する事も可能です。
頑張れば全日制に通っている人に負けないペースで卒業できるというわけです。
自分は学校に行くのもしんどいので4年制で無理なくやってます。
また、バイトをやっている人もそれなりにいますが、
もちろんやりたくなければやらなくても問題ありません。